介護職、働くならどこが良い？

介護の仕事を15年以上している私が、介護について語ります。(参考になるかわかりませんが)

介護業界はコロナ以前から人出不足で、未経験の人でも正社員になりやすい職種です。

コロナ禍の中だけでなく、おそらくコロナ後も人手不足は続くと思います。正社員になりやすい状況も変わらず続いていくと思います。コロナ禍の中はもちろん、コロナが少し落ち着いても景気がある程度回復するのは3～4年はかかるだろうとの予測もあるので、貴重な就職先になると思います。

他業種で働いていて介護未経験の人でも、これから予測されるだろう不景気により、介護業界に働き口を求める人もいるのではと思います。

そんな人が悩むのが、働き始めるには介護業界でどこで働くのがいいかという問題。

ざっくり言うと、訪問系と施設系に分かれます。

訪問系は、利用者のご自宅へサービスをするというもので、実際にご自宅へ訪問し入浴や排泄等の介護を行ったりするものもあれば、デイサービス(通所とも呼ばれる)と言うご自宅へ車で迎えに行き、施設のような所へ送迎し、入浴や食事・リハビリやレクレーション等のサービスを行うものもあります。

施設系は、代表的なものが特別養護老人ホーム(特養と呼ばれる)というもので、他には老人保健施設(老健と呼ばれる)、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅等々です。施設系は、高齢者の方々が施設に居て、そこで職員が介護をするといった感じです。

人それぞれ性格が違えば、好みもあると思うので一概には言えませんが、一番思いつくのは施設系の特養か老健かなと思います。私がオススメなのは療養型と呼ばれる所等で看護師さんにいろいろ教えてもらいながら働くのが良いかなと感じます。

特に医療法人等の医療に強い施設系は、研修が盛んに行われている所が多く学ぶ機会が自然と増えるので、未経験者には良い経験が積める就職先となると思います。

但し療養型と呼ばれる施設は少ないので、施設系の特養か老健でも良いかなと思います。

現在コロナ禍なので、就職前に見学やボランティアをお願いすることは困難ですが、もし可能であったり、コロナが落ちついた頃には、施設系に就職を希望する際には見学やボランティアをお願いしてみましょう。

見学やボランティアをすることを通して、施設の内側を細かく見ることができるからです。特にボランティアをしてみると、職場内の人間関係も少しは分かるし、職員の入所者への対応の仕方等、ゆっくりと観察することができるのでオススメです。

未経験者の方は、１度くらいの見学やボランティアで何もわからないわって思う方もいると思いますが、第１印象というのが結構当たっている場合もあります。なので自分の感覚を信じて、見学やボランティアをお願いしてみましょう。