【介護職】業務量を減らして負担を少なくしよう。介護補佐を導入して介護職は介護の仕事に専念できる環境を。

かいごのしごと

介護の仕事を15年以上している私が、介護について語ります。現場職員で感じたことを綴ります。

今回の話のポイント
  • 介護職は介護以外の周辺業務が多すぎる。
  • 業務を分類してみる。
  • どんな人に介護補佐(ケアアシスタント)してもらうか、前向きに導入を検討する。
  • 介護職、0円で資格取得できるエージェント「きらケア」を使ってみるとお得かも。

介護職は周辺業務が多すぎる。

介護現場というとイコール「生活の場」なので、介護以外の業務というのが意外と多すぎるんです。それら細かい様々な業務を介護職が担っていることが多いです。

例えば、食事時1つ挙げてみても、利用者さんの口に食べ物を運ぶ以外に、お茶やエプロンの準備、配膳車を運ぶ、エプロンを利用者さんに着ける、利用者さんの食席へ配膳する、各利用者さんが食事中に異常がないか等の確認(目配り・気配り)、お膳を下げる(下膳車に食器等を片づける)、口腔ケアセット(歯磨きセット)を準備する、歯磨きの介助をする、下膳車を返す、テーブルや床など食席の掃除をする、食事中・食後にトイレに行く利用者の介助など、様々な業務があります。

しかも、利用者10人や20人に少ない介護職員で対応だったりで、重度の利用者さんも多く、食事介助しなければいけない方が何人もいる。しかも、飲み込みに時間が掛かったり等で、介助はスムーズにはいきません食事を介助するだけでも大変なのに、それ以外の細かい業務で時間を取られることが多いです。

先ほど、食事時を例に挙げました。これら全ての業務を介護職だけでやるのは負担が大きすぎますケア以外の周辺業務が多くて、それらがかなりの負担になり時間がなくなり、本来のケアの部分に十分時間を割くことができず、ケアが不十分になってしまうということも。

周辺業務を後回しにと言っても、結局はそれらを介護職が後でやらざるを得ず、いつも残業ばかり…ということになります。食事1つ例を挙げただけで、他にも様々な場面があり、周辺業務が本当に多いです。

介護職員
介護職員

いつも残業ばかりで困る。何かいい方法とかないのかな?

つむぐ
つむぐ

参考になる取り組みをしている所があるので、次で紹介するね。

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細かく業務を挙げてみて、分類してみる。

上記で例に挙げた食事時の場面。細かく記載しましたが、よく見てみると業務を分類することができそうです。上記で記載した業務を、もう一度下に記載してみます。

食事時1つ挙げてみても、利用者さんの口に食べ物を運ぶ以外に、お茶やエプロンの準備、配膳車を運ぶ、エプロンを利用者さんに着ける、利用者さんの食席へ配膳する、各利用者さんが食事中に異常がないか等の確認(目配り・気配り)、お膳を下げる(下膳車に食器等を片づける)、口腔ケアセット(歯磨きセット)を準備する、歯磨きの介助をする、下膳車を返す、テーブルや床など食席の掃除をする、食事中・食後にトイレに行く利用者の介助など、様々な業務があります。

介護職がしなければならない業務介護職でなくてもよい業務に、分けることができそうです。

介護職がしなければならない業務】※あくまで一例

  • 利用者さんの口に食べ物を運ぶ
  • 歯磨きの介助
  • 食事中・食後にトイレに行く利用者さんの介助   など

介護職なくてもいい業務】※あくまで一例

  • 配膳車を運ぶ
  • お茶の準備(トロミが必要な方は介護職がやる方がいいかも。)
  • お膳を下げる(食器を下膳車に片づけ。食事量は介護職が記入する。)
  • テーブルや床など食席の掃除      など

食事時だけでなく、24時間で行う業務を上記のように分類してみると、介護職でなくてもいい業務が結構あることに気づきます。

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介護補佐(ケアアシスタント)の導入検討。どんな人にやってもらうか。

介護職は人手不足だと言われていますし、募集してもなかなか応募がありません。業務は山ほどあるのに、先ほどから挙げている周辺業務も全て介護職がすると、負担が増す一方で、ケアにも十分時間が取れない、新しく職員などが入社しても教える時間が十分に確保できないことにも繋がり、そんな環境に職員も働き続けるのが嫌になってきます。そして辞めることに繋がります

介護職でなくてもよい業務(周辺業務)を、介護職以外にしてもらうことで、介護職の負担を軽くなるのでは?と思います。

看護師や事務職員などにしてもらう方法もあるかもしれませんが、それらの職種の方々も自分達の業務があります。負担がない範囲だったら良いとは思いますが、急に業務に入れなくなることは大いにあるので、きちんと業務をできる人を入れた方がいいと思います。

ケアアシスタント、分かりやすく言うと介護補佐と呼ばれる人を入れた方がいいです。

既にこの方法を取り入れている法人はあります

定年後で身体が元気な方や、子育て中で限られた時間しか働けない方介護の仕事には興味があるけどいきなり介護するのは躊躇いがある方シルバー人材センターに求人をお願いする等々、介護補佐という職種で業務内容をしっかりお伝えすれば、介護は嫌だけど・出来ないけどと敬遠している人でも関心を寄せ、意外と応募が多かったりします。

導入に際しては、しっかりと細かく介護職の業務とそれ以外(介護補佐の方が行う)の業務に分ける必要があるので、導入前と当初が一番大変で配慮が必要ですが、仕組化できて導入できれば、上手く軌道に乗っていくと思います。

導入を前向きに考えない上層部も多いかもしれません(介護職が全部やればいいじゃないかと)。初めがやはり大変だと思います。しかし導入が上手くいけば、現在よりは介護職の負担は減ると思います。

介護補佐ができそうな方
  1. 定年後で身体が元気で、仕事したい・動きたいと思っている方
  2. 子育て中などで限られた時間しか働けない方
  3. 食事介助や排泄介助等、介助そのものはまだ抵抗あったり二の足を踏んでいるが、介護の仕事には(少し)興味ある方
  4. シルバー人材センターにお願いする
  5. 高校生や大学生等の学生さん
  6. 病気等で仕事から遠ざかっていたが、少しずつ体を慣らすために働きたい方  など

あくまで一例ですが、上記で挙げたように、求人は様々な年代にアプローチができそうです。これなら、求人の幅が広がり応募数も多くなりそうな気がします。(導入している法人さんが、介護で募集すると応募がないのに、介護補佐・助手で募集すると応募があるんですと言っておられました。)

特に3番目に挙げた「二の足を踏んでいる方」は、介護補佐の仕事をしているうちに介護の仕事をやりたいと気持ちが変わる可能性もあるので、将来は貴重な戦力となるかもしれません。そうやって、少しずつ介護職に興味を持ってもらうように裾野を広げる活動も必要ですね。

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相談できるので、困っていることや悩み事などいろいろ担当者に言ってみましょう。特に、履歴書の書き方(就職理由とかって特に困ります。)とか、面接の時の受け答えや対応の仕方等、エージェントはその道の専門家でもあるので、尋ねてみる価値は十分あります。

また、エージェントによっては面接に同行してフォローしてくれる場合もあります。これはかなり心強いです。エージェントに遠慮なく相談してほしいです。

履歴書の書き方等を尋ねるだけでも十分です。まず初めに書類選考の所も多いと思うので、そこで落ちたら、どれだけ自分がそこの職場に働きたいと思っていても、それ以上進めないので。

転職エージェントは無料で相談できるので、いろんなものを活用して自分の納得のいく働き方や職場を見つけて欲しいです。

☆介護業界、こちらの求人サイトも有名です。無料会員登録できます。

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