常位胎盤早期剥離の体験談から その③ ~出産時のこと~

早剥(ソウハク)体験談・子育て

妻が長男を出産する時に経験した「常位胎盤早期剝離(ソウハク)」について、

夫である私の目線から語ります。

初めての出産(長男)の時の話  ~出産時のこと~

今から約6年ほど前の話です。

妻は高齢出産と言われる35歳になる直前、34歳の時でした。

急遽、入院となった木曜日。

翌日金曜日の朝早くに、陣痛促進剤を投与して、早く出産しようということになりました。

入院した部屋は、当初4人部屋だったようですが、分娩室のような(そのままその部屋で

出産できるようなベッドが備えられた)部屋の個室に変わり、高血圧に影響してはいけないと

明るい光は一切入れることができない真っ暗な部屋で、木曜の夜を過ごしたようです。

~翌日 金曜日~

陣痛促進剤を投与する予定の時間を過ぎても、なかなか投与が始まらない。

出産が重なったようで、投与の時間が大幅に遅れました。

その間、お腹に付けられたモニターを見ながら、看護師さんたちが「心音が…」、

「旦那さん呼んだ方が…」、「お腹張ってるんじゃない?!」などと言っていたそうです。

重なった出産がある程度落ち着いたのか、そろそろ投与しようとした時に、

心音が感じられないと、早急に取り出さないといけないとなり、緊急帝王切開へ。

 ☆赤ちゃんの危険防止のために、私たちも使いました。カトージのベビーゲート

3分で(あかちゃんを)出すぞ!

心音が感じられない、早急に取り出さないとバタバタ慌ただしくしている中で、個室に

妻の両親がたまたま入ってきました。

個室の隣にある手術室へ移ることになり、慌ただしくしている中で、妻は母親に自分の

スマホを渡し、「私(夫)に連絡して」と一言だけ告げ、隣の分娩室へ行くことになったそうです。

手術室へ行く時にけいれん発作が始まり、先生に「3分で出すぞ!」と言われ、一人では立てず

歩けないので、先生に両脇を抱えられながら、分娩室へ行く途中で帝王切開の手術同意書に

サインをしたそうです。

麻酔をしたものの、先生から「麻酔が効いているか分からないけど、そんな状況じゃないから

もう切って出すぞ!」と言われ、先生2人がかりで緊急帝王切開。

もちろん緊急も緊急の帝王切開なので、縦切りで切開され、赤ちゃんを取り出します。

(緊急の帝王切開でなければ、横切りにするそうです。その方が傷が目立ちにくいそうです。

ただ、赤ちゃんを取り出すのは、横切りより縦切りの方が取り出しやすいそうです。)

ただならぬ雰囲気に、普段は落ち着いている看護師さんも慌てていたようです。

大きな病院ではなく、町の中にある分娩を取り扱うクリニックなので、ここまでの緊急的な

事例はほとんどなかったのかもしれません。

ケイ
ケイ

妻のご両親も、たまたま病院に来た時に、こんな状況になっていて、

娘からスマホだけ託されて、何のことか分からなかったと思います。

長男取り出すも、1分間呼吸していなかったようです。

長男を取り出した時には、長男は1分間ほど呼吸をしていなかったようで、管を入れられたりし

ようやく呼吸が始まったそうです。

妻も胎盤早期剝離の症状か分かりませんが、特に手術中は呼吸困難になる程息苦しく、

けいれんも止まらなかったようですが、何とか母子ともに命は助かりました。

ケイ
ケイ

こんな状態で生まれているので、長男の母子手帳には

「仮死状態」と記載されています。

ここで振り返り 妻に出ていた症状とは?

【妻に出た症状】

  • むくみ (いつもより強い、靴下の跡がかなりつくほど)
  • 発症前頃から胎児の体重があまり増えなかった。(36週で2000g前で体重の伸びがかなり鈍化していた。)
  • 高血圧兆候(兆候は少しあったが気になる程度だったのが、発症前日頃に数値が更に高くなった。)

+【手術前】

  • 心音が感じられにくくなってきた
  • お腹の張りが出てきた (⇒でも、妻本人は自覚なし)
  • 手術直前、けいれん発作が出た。

妻の場合、たまたま1日早めた受診で、高血圧兆候が強く出始めたこともあり、入院となった

ことが何とか母子とも命が助かることに繋がりましたが、この疾患が怖いところは、

それまで症状がなく順調に経過していた妊婦さんでも、急に起こるかもしれないという

恐れがあることです。

体験談その④へつづく

※何か少しでも異変を感じたら、不安を感じたら、ためらわずに受診に行きましょう。

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