私の家つくり(二世帯住宅)体験談を通して、家を購入することなどについて語りたいと思います。家つくりの時は、私自身も本当に苦労したので、その失敗や成功等の記事を参考にしてくださったら幸いです。
家づくりの総費用って?
家を購入するのは、人生で大きな買い物の1つです。約8年前程、私は大きな決断をしました。家を建てることにしました。家を建てる・買うという決断は、人生で何度もする決断ではありません。そうでありながら、あまりにも大きな金額なので、感覚がマヒしてしまい正常な判断が出来ない場合があります。
家づくりの費用って、初めての人には分かりにくいと思うんですよね。私がそうでした。
「家を建てる」となっても、費用には様々なものがあります。どんな費用があるのか、内訳はどんなものなのか、それらをまとめてみました。
【家づくりの総費用】
- 本体工事費・・・・・≪総費用の70~80%≫
- 付帯工事費・・・・・≪総費用の15~20%≫
- 諸費用・・・・・・・≪総費用の5~10%≫
本体工事費は何となくイメージできるけど、付帯工事費?諸費用って?。イメージがわきにくいよね・・・。
上記のような感じで、総費用の内訳は構成されています。
本体工事費の内訳は?
家づくりの総費用の中身の1つ「本体工事費」の内訳はどんなものがあるのでしょうか?代表的なものを列挙してみました。※工事名称は会社により異なる場合があります。
【本体工事費の内訳】
- 仮設工事
- 基礎工事
- 木工事
- 屋根板金工事
- 建具工事
- 左官工事
- タイル工事
- 内外装工事
- 雑工事
- 設備材工事
- 給排水衛生工事
- 電気工事
本体工事費においても、建築依頼会社により、見積書には「一式」と表記する所もあれば、上記のように「仮設工事 〇〇円」「基礎工事 〇〇円」と表記する所もあります。
付帯工事費の内訳はどんなものがあるの?
「家づくりの総費用」の内訳、2つ目の「付帯工事費」の主な内訳です。
【付帯工事費の主な内訳】
- 屋外電気工事費
- 屋外給排水工事費
- ガス工事費
- 照明、カーテン、エアコンなど工事費
- 外構、造園工事費
- 解体工事費
- 基礎補強工事費
この中で注意したいのが、「基礎補強工事費」です。これは、家を建てる土地の地盤が軟弱な時の地盤改良や杭打ち工事に関わる費用です。地盤だけは詳しく調べてみないと分からないので、調べた結果、費用が想定よりも高くなる場合があります。
「解体工事費」については、解体する建物がなければかかりません。建て替え等する際は、既存建物を解体するので「解体工事費」がかかります。
諸費用って、なにがあるの?
諸費用は様々なものがあります。2つに大きく分けて、それぞれで内訳をまとめてみました。
【ローン・登記費用】と【工事・引越し】の2つに分けます。
【ローン・登記費用】
手数料、保証金、団体保険料、火災保険料、登記手数料、登記料
【工事・引越し】
敷地調査費、地盤調査費、確認申請費用、工事請負契約の印紙税、引越し費用、荷物保管料、地鎮祭や上棟式費用、水道加入金、不動産取得税、仮住まい費用(必要時)、その他
えっ!こんなにあるのって感じですよね。もう訳が分からなくなりますよね。
こんなに、細かく様々な項目やそれに関わる費用があったら、何が何だか分からなくなり頭がパンクしそうになるので、下に記載したもので大まかなイメージをつかむのが良いと思います。
【家づくりの総費用】
- 本体工事費・・・・・≪総費用の70~80%≫
- 付帯工事費・・・・・≪総費用の15~20%≫
- 諸費用・・・・・・・≪総費用の5~10%≫
この中で、「付帯工事費」と「諸費用」については、建築会社が変わっても金額は大きく変わらないようです。「本体工事費」は、建築会社や工法や使う材料等々で金額が大きく違ってきます。予算がオーバーする原因の大半はここです。
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建築費の支払いって、一括ではないので注意!
家を建てる経験なんてなかったし知識も疎かったので、私、支払いは一括だと思い込んでたんです。契約時に少し払うとしても、残金は家が建ってから払うもんだと思ってました。
一括で支払うのではなく、契約~引き渡しまでの間に、何度か支払うタイミングがあるんです。
「建築費」というのは、「本体工事費」+「付帯工事費」のことを指します。
【建築費支払いのスケジュール】※一例です※
- 契約時・・・・・建築費の10%
- 着工時・・・・・建築費の20~30%
- 上棟時・・・・・建築費の20~30%
- 引渡し時・・・・残金
注意しておきたいこと。
「本体工事費」+「付帯工事費」+「諸費用」、これら全てを足した【家つくりの総費用】は、自分たちが想定している「総予算」の中に収める感じで考えておいた方が良いと思います。
と言うのも、特に「本体工事費」の中で自分が思いもしないところで費用がかかり、お金が必要になる場合があります。「付帯工事費」と「諸費用」に関しては削れる所があまりなかったりするので、「本体工事費」でどれだけ予算コントロールできるかが、予算オーバーにならないようにする秘訣かなと、家つくりを通して感じました。
住宅相談窓口で、費用に関して相談すると詳しく教えてくれますよ。
私はネットだけでなく様々な本を買ったり、実際に住宅展示場に行ったり、「SUUMO」等の住まいの相談窓口に行ったりして、まずは情報収集に努めました。特にお金の所に関しては、自分の収入でどれぐらいの家を建てられるのか、ネットや本では理解が深くできなかったので、直接相談窓口で、資料をもらいながら詳しく説明を聞くことができました。
実際に専門の人たちから話を聞くことで、生きた情報を得ることができます。情報どれだけ集めるかで自分達の選択肢のより良い判断材料となります。
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様々な手段を使って、まずは情報を沢山集めて欲しいと思います。
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