介護の仕事を15年以上している私が、介護について語ります。(参考になるかわかりませんが)
未曾有のコロナ禍、安定している職業に注目。
2020年は、コロナ禍で一年が終わりました。今生きている人はほとんど経験したことがないようなコロナウィルスという感染症に振り回され、業種によっては大きな影響を受け、大幅に収入が激減し、生活が困窮した人も多いと思います。
その中で、エッセンシャルワーカーと呼ばれる職業に就いている人たちが注目を集めました。
エッセンシャルワーカーとは、社会生活を支える仕事に就いている人たちのことを指すそうですが、想像しやすいと言えば、医療・福祉、公共交通機関、スーパーなどの小売業の方々でしょうか。
その中の1つ、介護職ですが、職業自体は安定はしているのかもしれませんが、医療の方でも問題になったように、コロナ禍の影響を受けて収益が悪化し、介護職の収入がカットされた所もありました。
私が勤めている所もボーナスが大幅にカットされ、生活が苦しくなりました。
介護や医療って、あんまり影響受けないのかと思ったら、違うんだね。
医療でも、コロナ患者を受け入れているのに、ボーナスカットされたりと、コロナの影響を大きく受けているんだ。
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介護職は安定しているのか?
介護職は、他の仕事に比べると安定はしていると思います。昔に比べると、男性の介護職員も増えており、独身者だけでなく既婚者も多くなりました。
待遇面でいえば以前より改善はされてきてはいますが、他業種に比べると収入は少ない方の部類には入ると思います。既婚者が多くなったということは、介護職でも家族を養えていける人もいるということの表れでもあります。現実は家族を食べさせていくだけなら、何とか介護職の収入でいけるかもしれませんが、それ以上の出費となると厳しいです。
介護業界は介護保険の中で事業をしている以上、大幅な給料アップは難しいのも事実。
給料アップしようとしたら、介護保険料を上げることになるので、その負担を国民の皆さんに求めるのも難しい。そのバランスが難しいのです。
時代が進みIT化や機械化といえども、どうしても人の力が必要になる部分が多いのが介護の仕事。人材不足もあり、これからも高齢化が進んでいく以上、しばらくの間は簡単には消滅する職業ではないと思います。
介護職をするとしたら、私のオススメとしては、最低限生活していけるだけの収入を介護職で賄いつつ、副業もして、そこで得た収入は将来への貯蓄や、日ごろ頑張っているご褒美や旅行代などにあてる。そんな考え方で生活を成り立たせよう思っています。
介護職に限らず、他業種であっても夫や妻一人だけの収入で家族を養い、将来への貯蓄等をしていくのは現代では難しいと思います。なので、夫婦お互いに働き稼ぎを得て、あるいは副業をすることで、本業とは別の収入源を確保しておくことが必要な時代です。
私のことで言うと、妻がいて子ども2人いますが、介護職だけで何とか食べてはいけても、将来(子どものことも含めて)への貯蓄や、頑張ったちょっとしたご褒美や、旅行代はほとんど捻出できません。妻もパートで働き始めましたが、まだ子どもが小さいので長い時間は働けず、思うように貯蓄が進みません。今は仕方ないと思いますが、夫婦お互いにある程度稼ぎながら、自分達が安定して暮らしていけるようにしていきたいと考えています。
ただ今回、コロナ禍で介護職は雇用が不安定になることはなかったので、そこは助かりました。そうは言ってもボーナスが大幅にカットされ、生活が苦しいですが…。
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介護職では管理職にならずに、副業をしよう。
私は介護業界で管理職も経験しましたが、人材不足なので現場にもかなり入りつつ、自身の仕事もやりつつ、上司から予定外の仕事を沢山やらされ、それを上手に処理したり、部下に任せたりすることができず、あまりのハードワークに体が悲鳴をあげ、一時期病気に苦しみました。
その経験から、私は介護職では管理職になることをあまりオススメはしません。
介護業界で管理職になると、どういうことがあるのか。
管理職としての仕事はもちろんありますが、人材不足なので、現場業務にかなり入らないといけません。そうなると自身の管理職をする時間は無く、時間外で自身の仕事をすることになります。利用者の家族への対応など対外的な業務もあり、現場業務の最中に何とか時間を作りながら、それらの業務をこなします。休日出勤等は当たり前でした。
法人・事業所にもよりますが、管理職手当といっても、大幅な給与アップにはならない所が多いので、業務量に見合った手当にはなりません。更に私の場合、残業をいくらやっても、管理職だからと残業代を一切出してくれませんでした。(自分で仕事を調整して早く帰れることができるでしょと。)
時間は皆、同じ時間しか与えられていない中で、それらの多くの業務をこなすのは無理がありますし、業務に見合った手当でもない上、身体を酷使します。ただでさえ肉体労働の介護職、その上、管理職になると人手不足で現場に多く入らないといけないし、利用者家族の対応や職員の指導・育成などの繊細な対応もあり、精神的にもストレスがたまります。なので、介護職で管理職は勧めません。
オススメは、介護職で(管理職にはならずに)働きつつ、空いた時間で副業をすることです。
どんな副業?
副業はどんなものがいいか?私自身も試行錯誤していますが、会社の規定で副業は禁止となっているので、ブログを始めることにしました。(国が副業解禁といっているので、副業してもいいですが、会社に属している以上、会社の規定を守るのも筋だと思っているので。ブログはOKです。)
副業をしたい方は、副業OKか会社に確認しておきましょう。
副業がOKな方は、私のようにブログを始めてアフィリエイトから収入を得る方法もあるし、スキマ時間にバイトをする方法もあります。せどりで収入を得る人もいるし、ご自身の介護職の働き方に応じて、いろんな副業が選択できると思います。
副業によって少しでも収入があれば、ちょっとした心の余裕にも繋がるし、本業もゆとりを持って取り組めるし、副業の収入が上がれば、少し贅沢もできそうな気もします。
今後の私の進捗状況も紹介できるよう頑張っていきます。
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