【認知症の方への声掛け】これはやめて欲しい声掛け・対応。

かいごのしごと

介護の仕事を15年以上している私が、介護について語ります。現場職員で感じたことを綴ります。

今回の話のポイント
  • 認知症の方への対応でこのような対応をする職員がいます。
  • 複数人で声かけずに、1人で声かけて対応してください。
  • 認知症の方に話しかける時に注意しておきたい3つのポイント(他業種でも活かせる)
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認知症の方への対応している時に、こんな人がいます。

特養や老健など、同じフロアに何人か介護職員がいて、入所者のケアに当たっている現場も多くあります。1対1で対応するような訪問介護の現場では、今から話すことは少ないですが、施設ではよく見かける風景・対応があります。

認知症の方への対応・声掛けで、何人もの介護職員が同時に声掛けするといった対応です。複数の人間が取り囲むように声掛けしたり、1人の職員が先に話しかけているのに、後から割って入るかのように別の職員が声掛けするといった具合です。

これはやめて欲しいですね。

認知症の方からしたら混乱しか生みません。(健常者の人でも複数の人から、同時に話しかけられたら嫌になると思います。)

例えば、よくある光景の1つで、入浴を嫌がっている利用者がいて、それを何とか1人の職員が試行錯誤しながら声掛けしている最中に、別の職員が『入らないとあかんよ~。お風呂入ったらスッキリするから入りましょう。』等と声掛けしてくるというもの。

最初に1人の職員が試行錯誤しながら声掛けし(もしかしたら、その利用者は入浴しようという気持ちが生まれつつあったかもしれないのに)、別の職員が割って入ってきたので、利用者の気持ちがそがれて、一転、入浴しない流れになってしまうといったことが多々あります。

この職員は、何でこのタイミングで割って入ってくるかな!と本当に腹が立つことがあります。

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話しかける時は、1人で話しかける・対応する。

入浴を嫌がっている利用者は、介護現場ではよくある光景です。その方達をいかにうまく入浴する気持ちへ持っていくかが、介護職員の腕の見せ所です。

どうしても入浴困難な人がいることも事実です。それでも、たまには入れる日がある場合があります。

そんな貴重な日に、上記のような複数で声掛けするような対応をしてしまうと、せっかく入浴できたかもしれないのに、入浴の機会を逃してしまいます。

認知症の方には『できるだけ1人で声掛けする』、これは鉄則です。

1人で声掛けしたからといって必ず成功するわけではありません。1人で声掛けした方がいいのは、認知症の方が混乱しないためです。(暴力行為があった場合等は話は別です。)

先ほどの入浴の件に関して言えば、まず1人の職員が声掛けし試行錯誤してもうまくいかないなら、別の職員が変わって声掛けしてみる。気を付けるのは、2人や3人同時に声掛けしないこと。

1人目の職員がうまくいかなくて、2人目の職員の声掛けでうまくいく場合もあります。

だからと言って、1人目の職員の対応や声掛けがダメではありません

たまたま入浴しようという気持ちが芽生えたタイミングが、2人目だったということ

なので、うまくいかなかったからと言って落ち込まず、次にチャレンジ!してください。

認知症の方に話しかける時、注意しておきたい3つのポイント

認知症の方に対応するポイントとして、注意する点は多くありますが、介護職員であれば次のポイントは最低限押さえておきたいポイントです。

特に介護職員になったばかりの方は、次の3つのポイントは押さえてケアに当たってください。

大事な3つのポイント
  1. 声をかける時は1人で声をかける。 → 複数人で声かけると威圧感だらけです
  2. 相手の目線に合わせた高さで話しかける。 → 高い位置だと高圧的になります
  3. 優しくかつハッキリとした口調で話す。 → 聞こえにくい口調だと不信感増します

介護業界だけでなく他業種でも、人と話す際には活かせるポイントだと思います。

今回は認知症の方への話し方に焦点を当ててみましたが、他業種で働いていても上記3つのポイントは自然と意識している人も多いと思うので、その経験は介護業界でも活かせます!他業種で働いていてコロナ禍で、大きく影響を受けた方。介護業界に来てみませんか?

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また、エージェントによっては面接に同行してフォローしてくれる場合もあります。これはかなり心強いです。エージェントに遠慮なく相談してほしいです。

履歴書の書き方等を尋ねるだけでも十分です。まず初めに書類選考の所も多いと思うので、そこで落ちたら、どれだけ自分がそこの職場に働きたいと思っていても、それ以上進めないので。

転職エージェントは無料で相談できるので、いろんなものを活用して自分の納得のいく働き方や職場を見つけて欲しいです。

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