妻が長男を出産する時に経験した「常位胎盤早期剝離(ソウハク)」について、夫である私の目線から語ります。
1人目出産時、胎盤早期剥離で、2人目の時はどうなる?
今から約6年ほど前の話です。妻は高齢出産と言われる35歳になる直前、34歳の時でした。
急遽、入院となった木曜日。
翌日金曜日の朝早くに、陣痛促進剤を投与して、早く出産しようということになりました。重なった出産がある程度落ち着いたのか、そろそろ投与しようとした時に、心音が感じられないので、早急に取り出さないといけなくなり、緊急帝王切開へ。
非常に危険な状態でしたが、母子とも無事に助かりました。子は産まれた時、仮死状態でした。
1人目出産時は胎盤早期剥離を発症しました。
2人目は、少し月日を空けるように言われました。最低1年ほどは空けてくださいと言われました。
何かが一つでも欠けていたら、母子ともに非常に危険な状態になっていた。
『常位胎盤早期剥離』、その言葉すら知らなかった私たち。その疾患は突然やってきました。
その②~その⑤で話した通り、様々な偶然が重なって、母子ともに無事に助かりました。
- 受診を1日早めずに、予定通り行っていたら・・・。
- 先生が入院を勧めなかったら・・・。
- 陣痛促進剤を予定通り投与していたら・・・。
- 帝王切開した日(出産日)が、金曜ではなく土曜だったら・・・。
これらの内一つでも、その通りに実行していたら、母子ともに今はどうなっていたかわかりません。長男はいなかったかもしれない。妻もいなかったかもしれない。
疾患の事を調べて、医師の話を聞いてからも、ずっと怖かったです。
※体験談については、こちら。
二人目の出産は、長男が生まれたクリニックではできません。
1人目の出産後、クリニックの方から、2人目を生むとしたらクリニックでは対応できないと言われました。初診は診るが、その次は紹介した大病院の方で対応してもらうことになると。
『常位胎盤早期剝離』の再発について、私は調べました。クリニックが言っていることが理解できました。
常位胎盤早期剥離を発症した人は、次の出産時にも再発するリスクが高いそうです。ある研究によれば、次の出産時の再発率は22~23%とか・・・。かなり高い再発率です。
私の妻の場合、ほとんど気づかないような状態だったので、次も同じような症状だったら危険な状態になります。しかも今回のように偶然が重なることは、もうあり得ないと思いました。
一度発症した人は、次回出産時は、病院に計画的に入院して手術する方が良いようです。
また一度発症した人は、次に妊娠した際、もし発症したら1度目よりも発症時期が早まるとの報告もあるそうなので、緊急対応が可能な大きな病院に計画的に入院した方が良いそうです。
再発率がこれほど高いとは、驚きました。
☆↓1人目【ソウハク】発症で、2人目(次)はやめようか悩んだ話です。↓☆
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二人目の出産は、紹介してもらった大病院での出産でした。
1人目が生まれてから3年後、2人目を授かりました。
初診は、長男が生まれた(母子を助けてもらった)クリニックで診てもらいましたが、その次の診察からは、クリニックから紹介頂いた大病院で診てもらうことになりました。
大病院は、自宅からかなり離れたところでしたが、仕方ありません。出来る限り、私も診察日は希望休を取るようにしました。
その後、計画的に入院も行い、2人目は何も問題なく出産となりました。
胎盤早期剥離を疾患し、緊急帝王切開で生まれ、生まれた直後は仮死状態だった長男は、お蔭様で今は特に問題なく育っています。(低体重児だったので、他の子どもさんに比べると少し体重が軽めではありますが…。)
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ここで振り返り 妻に出ていた症状とは?
【妻に出た症状】
- むくみ (いつもより強い、靴下の跡がかなりつくほど)
- 発症前頃から胎児の体重があまり増えなかった。(36週で2000g前で体重の伸びがかなり鈍化していた。)
- 高血圧兆候(兆候は少しあったが気になる程度だったのが、発症前日頃に数値が更に高くなった。)
+【手術前】
- 心音が感じられにくくなってきた
- お腹の張りが出てきた (⇒でも、妻本人は自覚なし)
- 手術直前、けいれん発作が出た。
※何か少しでも異変を感じたら、不安を感じたら、ためらわずに受診に行きましょう。
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