妻が長男を出産する時に経験した「常位胎盤早期剥離(ソウハク)」。そこから出産や育児について
夫である私の目線から語ります。
初めての出産(長男)の時の話
今から約6年ほど前の話です。妻は高齢出産と言われる35歳になる直前、34歳の時でした。
急遽、入院となった木曜日。
翌日金曜日の朝早くに、陣痛促進剤を投与して、早く出産しようということになりました。重なった出産がある程度落ち着いたのか、そろそろ投与しようとした時に、心音が感じられないと、早急に取り出さないといけないとなり、緊急帝王切開へ。
非常に危険な状態でしたが、母子とも無事に助かりました。長男は産まれた時、仮死状態でした。
1人目出産時は『常位胎盤早期剥離』を発症しました。
「常位胎盤早期剥離」発症時、出産時のことについては、下の体験談その③をご覧ください。
妊娠中、妻は葉酸サプリをよく飲んでいました。選ばれ続けているサプリ!
妊娠糖尿病はどんな人がなりやすいのだろう?
常位胎盤剥離を発症した妻に出ていた症状の中の、高血圧兆候。妊娠高血圧症候群を併発しやすくなると言われている妊娠糖尿病とはどんな疾患なのでしょうか?
気になるので、どんな人がなりやすいのか、調べてみました。
【妊娠糖尿病になりやすい人】
- 高齢出産
- もともと糖尿病の人
- 家族に糖尿病の人がいる
- 肥満
- 糖代謝異常と診断されたことがある
- 巨大児(4000g以上)を出産した経験がある
「妊娠糖尿病」は、妊娠したことがきっかけ・原因で起こる糖代謝異常のことを言うそうです。妊娠前に既に糖尿病にかかっていた人は、「妊娠糖尿病」には含めないそうです。
既に糖尿病に罹患している妊婦さんの病気なのかなと思っていました。
妊娠糖尿病は自覚症状がないようです。尿検査や血液検査などで見つかります。
気をつけていても、気づかない内にかかってしまっている場合もありますね。
また妊娠初期の時には特に異常がなかったとしても、妊娠中期以降に検査してみると発症していることもある。食事などに気を付けて自己管理をしていても、ちょっとしたきっかけで発症することがあるそうです。
妊娠糖尿病になったら、何が怖いのか?
ママが高血糖になるということは、赤ちゃんも大きく影響が出るので、合併症が起こりやすくなる。
【ママの合併症】 【赤ちゃんの合併症】
- 妊娠高血圧症候群 ・流産や形態異常
- 羊水量異常 ・巨大児、心臓肥大
- 腎症 ・出生後の低血糖
- 網膜症 など ・黄疸や胎児死亡 など
上記のような合併症を引き起こす大きな原因となってしまうということですね。
私の妻も、食事や適度な運動などに注意していましたが、高血圧兆候が出ました。(妊娠糖尿病は発症していませんでしたが)
予防する方法って何かあるの?
【予防するには】
- ストレスをためない ⇒ ストレスがかかると血糖値を上げるホルモンが分泌される
- 適度な運動をする ⇒ 基礎代謝を上げる・筋肉量を維持する
- 規則正しい食事をする ⇒ 3食きちんと食べる。(理想は1日4~6回に分ける)
- 糖質を取り過ぎない ⇒ 高タンパク・低カロリーの食事
これらを気を付けていても、かかってしまうことがありますよね。頑張ってやってても食事や運動で改善されない場合は、インスリン治療を行います。
妻が発症した「常位胎盤早期剝離」がキッカケで、出産の事を調べてみると、いろんな疾患があって、注意することもいっぱいあって…。
可愛くて、汚れに強い母子手帳ケース。柄・色違いもあります(^▽^)/
ここで振り返り。常位胎盤早期剥離で妻に出ていた症状とは。
妻に出ている症状と言えば、下記の3点です。
【妻に出た症状】
- むくみ (いつもより強い、靴下の跡がかなりつくほど)
- 発症前頃から胎児の体重があまり増えなかった。(36週で2000g前で体重の伸びがかなり鈍化していた。)
- 高血圧兆候(兆候は少しあったが気になる程度だったのが、発症前日頃に数値が更に高くなった。)
最近のある研究では、黄砂が多い時期、黄砂が多く飛来した数日後に常位胎盤早期剥離を発症する率が1.4倍(40%増加)したという研究結果もあります。黄砂が多い時期は、屋外へ出ている時間を減らしてみてもいいのかもしれません。
※何か少しでも異変を感じたら、不安を感じたら、ためらわずに受診に行きましょう。
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